ベッドにマットレスと床に布団ではどちらが腰痛に良いの?

腰痛で困っているときにベッドにマットレスを敷いて寝るのと、床に布団を敷いて寝るのとではどちら方が良いのだろうと疑問に思う人もいるでしょう。

実はどちらにもメリットもデメリットもあるのできちんと比較して選べるようになりましょう。

メリットとデメリットを比べてみよう

ベッドにマットレスを敷いて寝るのにはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

床に布団を敷いて寝るのと比較しながら特徴を紹介していきます。

ベッドからは起き上がりやすい

一般的にベッドにマットレスを敷いて寝た方が、腰痛のときには起き上がりやすいことが知られています。

床に布団を敷くのに比べてベッドの方が高い位置になるからです。

上半身を起こすことができないくらい腰が痛くなってしまっていても、体を横に転がせば足を出してベッドの下に付くことができます。

このようなやり方でぎっくり腰になった人もベッドから立ち上がっていることがよくあります。

また、マットレスにはコイルが入っていたり、反発性のある素材を利用していたりするお陰で、反動を利用して起き上がることもできます。

反発力がほとんどない布団に比べると起き上がりやすいのは明らかでしょう。

ただし、床から立ち上がるのに比べるとベッドから立ち上がるのには力がいりません。

足腰が弱くなるリスクがあるので、高齢者の場合にはあえて布団のままにしておくのも考え方の一つです。

参考サイト 「12年間腰痛の私が絶対おすすめするマットレス・敷き布団ランキングベスト」

体圧分散ができるマットレスがある

マットレスは体圧分散をしやすい設計のものが多いのもメリットです。

体圧分散は平たく言ってしまえば体重をいかにうまく分散させることができるかです。

体圧分散があまりできない場合にはどこか一部に体重の重さが集中してしまって大きな負担がかかります。

体の中で重いのはお尻から腰のところという人が多いので、腰に負担がかかってしまうのです。

布団はもともと体圧を分散できる設計になっていないため、接触しているところにそのまま圧力がかかる形になります。

マットレスの場合には反発力を持たせて体を全体的に支える設計になっています。

素材や機構によってどの程度の体圧分散ができるかは異なりますが、全身の重さを広く均一に近づけるように働きかけてくれるのがメリットです。

ただし、低反発マットレスのように反発力が低く、体を深く包み込むようにするマットレスの場合には体圧分散がうまくできない場合があります。

かえって布団の方が体圧が偏らずに済むこともあるのでマットレスの場合には選び方がとても重要になります。

失敗がないという点では布団が無難ですが、腰痛対策をしようというのであればマットレスをきちんと選定するのがおすすめです。

厚みがあるので硬さを感じない

床に布団を敷くときには畳の上なら問題はありませんが、フローリングだと硬さを感じるでしょう。

布団はあまり厚みがない影響で床の硬さが伝わってしまいやすいのが問題点です。

フローリングでそのまま横になると腰に負担がかかることからわかるように、硬さがわかるようでは体の一部に負担がかかることになります。

十分に厚い布団にしたり、和室で畳張りにしたりすれば布団でも大丈夫でしょう。

しかし、フローリングなどの場合には床の硬さが問題になりがちなので、ベッドとマットレスの方が安心です。

ベッドの上に布団を敷くという方法もありますが、ベッドの素材が柔らかくないとやはり問題になってしまうので注意しましょう。

ベッドとマットレスを選ぶときのコツ

やはりベッドとマットレスの方が良さそうだということがわかったら、どのようにして選ぶかが重要です。

基本的には体圧分散を重視してマットレスを選ぶことになりますが、どんなコツがあるのでしょうか。

選ぶときに押さえておきたいコツを二つ紹介します。

ベッドとマットレスはセットで選ぶ

腰痛対策のためにマットレスを買おうというときに重要なのが、ベッドとセットで選ぶことです。

特に薄いマットレスのときには重要な点で、ベッド本体のクッション性や硬さが体圧分散にも感触にも影響を及ぼします。

実際に寝てみないと体圧分散が適切かどうかを判断するのは難しいので、家具店でベッドとマットレスをまとめて買うのが無難です。

マットレスだけ買いたい場合にはできるだけ自宅にあるベッドと同じものを探して、その上にマットレスを置いて試させてもらいましょう。

少し硬めのものを選ぶ

マットレスを選ぶときには少し硬めのものにしておきましょう。

実際に寝てみると柔らかい方が感触が良くて好きという場合がほとんどです。

ただ、柔らかくて反発力が足りていないと腰痛を引き起こす原因になってしまいます。

硬めの方が腰痛持ちの人も体を起こしやすいので、少し硬いくらいかなというマットレスにするのがおすすめです。

まとめ

床に布団を敷いて寝るのと、ベッドを用意してマットレスを乗せて寝るのとどちらが腰痛に良いのかは大きな悩みになることがよくあります。

腰痛にはマットレスを選ぶのが良いので、少し硬めで体圧分散ができるものを選び出しましょう。